SM-I/全てのSM記事
  • フェティシズム

    SMのカテゴリとされるフェティシズム(通称フェチ)という嗜好は人そのものへの執着心よりも人体の一部に性的興奮を覚えたり、人が着る洋服や靴などが主な性的対象とされる人達の事をいいます。
    普通の男女の恋愛的な要素はなく、たとえば男性が女性に対して脚のみに執着を示す嗜好がフェチです。

    限りなくノーマルに近いと思われるかもしれませんが、フェチという嗜好は女性から言わせれば変態そのもののイメージが強くあり、まだSMが好きというほうがマシとも言われています。
    SとMは理解できてもフェチは理解できない、自分にはメリットがないと考える女性は少なくありません。

    ではフェティシズムという嗜好の原点を追求してみましょう、思わぬ所からフェチという嗜好が生み出されています。

    フェティシズムは孤独から離脱するための工夫


    SM嗜好の一部としてフェチという嗜好がありますが、そもそもこのフェティシズムとはどのような条件で発生するのでしょうか?育った環境で生み出されるフェチ嗜好とはどのようなものなのでしょうか?

    フェチは脳が本人の意思に関係なく防御せよと命令を出した結果、防衛本能の選択肢として生まれます。
    フェチという嗜好をもつ人間の多くは独りの時間が多かったり、友達が少なかったりという経験を積んでおり、寂しさを紛らわすために何かの一部に執着する考え方を持つように育つとフェチ嗜好が生まれます。

    いってみればフェチとは自分を守るために脳が作り上げた工夫といえるでしょう。
    たとえば子供の頃に虐められやすい立場だと下をみて歩く癖がつきます、それは人と話をする時も下を向いてしまう癖にもなり、その話し相手が異性である場合は足元をみて話す事が多くなります。
    そうなると女性の脚(足)に執着心を持ったフェチが子供の頃にすでに出てきます。

    気づくと自分は女の子の脚ばかりみているな、なんでだろう?いつも女の子の靴下ばかりみているのが理解できない。
    子供の頃にはそのような感情が頭の中に繰り返されたはずです、それが例え肉親であっても異性ならば関係なく靴下をみてしまう、しかも見ている時間が長いので余計に自分がどうしてみているのかわからないものです。

    自分が置かれている立場によって嗜好やフェチの部類が決まっていき、大人になった時にこだわりや執着心を持つようになりますので、自分が知らない間に身体に染み付くのがフェチ嗜好ともいえるでしょう。
    SMの世界では特に女性が身にまとう洋服や靴に執着するフェチが多く見られます、その多くはM男性となります。

    人体の一部に対するフェティシズム


    人体へのフェティシズムは見せられたインパクトのある部位が脳に記憶され、それがフラッシュバックします。
    その際に脳内には恋愛と似た変化がでます、たとえば男の子が女の子の裸を見てしまったり、下着姿をみてしまうと「この子の事が好きになってしまった?」と勘違いする現象などがおもな例です。

    逆に子供の頃の男の子は性器を平気な顔して露出する事があります、それをみた女の子が性器を露出した男の子を好きになってしまう事が多々あるのです、これも脳内で作り上げた恋愛に似た変化だといえます。
    そのまま恋愛感情に発展することも珍しくありませんので、初恋は実はそんな裏事情があったりするものです。

    人体の発する匂いに敏感な場合は匂いフェチとなる傾向が強くあります。
    おもな原因は人体の一部への執着から興味へ発展し、自分の体の一部で試してしまう事が原因となります。
    他人への興味があっても実際にはそれを打ち明ける事はできません、だから自分自身の身体で試して調べます。
    その結果が良い印象もしくは悪い印象どちらの答えが出たとしても頭で考えている興味には逆らえません。

    コンプレックスを持っている人間は自分のコンプレックスに対するフェティシズムが作られる事があります。
    自分の身体の中で嫌いな部分がある場合、その部位に対してどうにかしようとする感情ができあがります。
    たとえば女性が自分の腕の毛深さにコンプレックスを持っている場合、脱毛処理などで済ませますが「腕フェチ」という心理が頭で働くようになると、男性の腕に対して性的興奮を覚える場合があります。

    このように人体の一部に対してフェティシズムが発生するのはちょっとしたインパクトやコンプレックスによるものなのです。

    身にまとう素材に対するフェティシズム


    M男性にもっとも多いのが女性が身にまとう素材に対するフェティシズムです。
    SMの世界ではエナメルやレザー(革製品)の素材でできた衣装や靴が代表的なものであり、それを身にまとっている事を条件としてフェティシズムが完成します。
    つまり、衣装や靴単体ではフェチ心がさほど湧き上がることがなく、女性がまとっているから性的興奮対象となるのです。

    女性が身にまとう素材には他にもゴムやレース類、サテン素材などもフェチ的な対象とされますが、中でもゴムに関しては少々特殊なフェティシズムが存在します。
    身体にぴったり密着する感覚を味わうのもフェチの楽しみ方であり、男女ともゴムをまとって性行為に及ぶ事があります。

    SMでのフェティシズムとは


    SMの世界では人間の身体の一部、声、肌質、髪、爪、匂い、体液に至るまですべてがフェティシズムの対象とされており、これらはSMプレイの中で必ずといっていい程、必要なフェチ要素とされています。
    フェチの対象外とされるのは女性の乳房または性器そのものです、これらはフェチではなくノーマルと考えられています。

    SMプレイで必要とされるフェティシズムは人間のパーツ1つで事が済んでしまう所にあります。
    たとえば、S女性とM男性のプレイにおいて、M男性が自慰をおこない、S女性は足を舐めさせるだけの非常にシンプルなSMであっても、当人たちの世界では精神的に様々なやりとりがなされています。

    M男性の好むプレイの代表的なものとして、足フェチプレイがありますが、このプレイそのものはM男性にとってのご褒美となるため、M男性がプレイの最終項目(射精)をするための行為の1つとされています。
    その他にも様々なSMでのフェティシズムは存在しますが、大半はS女性(女王様含む)とM男性とのSMプレイの一部として、フェチ行為がなされていますので、SM=フェティシズムであると考える人は少なくありません。
    SMのカテゴリの説明?フェティシズム