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  • SMと緊縛は同等であるが別物と考える場合がある

    SMのカテゴリにぞくする緊縛は本来、SMプレイの1つとしての緊縛プレイというのが一般的です。
    しかし、実際には緊縛というカテゴリ自体が作り上げられて以来、SMという言葉とは別格のジャンルとしてひとり立ちするようになりました、その原因は主に古流派の捕縛術が日本十八武芸としての1つとしてあったためだとおもわれます。
    この境目が実はかなり曖昧となっており、たとえばSMサークルと緊縛サークルという団体があり、それぞれが行っている事はいずれも同様の内容で、主に縛りを目的とした講習会が開かれているのが現状です。

    結局の所はSMも緊縛も同じなのではないか?と思いきや、それぞれの主催側の考え方は全く異なった性質を持っており、SMの団体はSMプレイ全般的な事を学ぶ、緊縛の団体は縛りの技術と由来や歴史を習得するという形でわかれています。
    大差はさほどないように思えますが、やはり別物だとの考えが一般的に主流となっています。
    では、SMと緊縛それぞれのカテゴリの主なちがいや類似している部分を検証してみましょう。
    こちらでは主にSMの団体活動(SMサークル)と緊縛の団体(緊縛サークル)の活動範囲を見比べてみる事とします。

    SMの活動は基本部分が精神をともなう行為を全般的におこなっており、たとえば縛りを教えるとしても縛り方だけではなく、縛る際の相手の精神状態や身体の反応なども考慮した上での縛りを主に体得します。
    使用される道具は縄だけではなく、鞭や蝋燭なども責め道具も同時に利用する事が多く、その扱いや危険性などを学び、習得させる方針としているのがSM団体の主な活動内容といえます。
    また、中にはSMパートナーなどを紹介するような事業や、実際にSMプレイをさせる事もあり、SM団体の活動範囲は割と広く、風営法の届出をおこなっているSM団体も少なくはありません。

    緊縛団体の活動は古流派の伝統技術としての緊縛を学び、緊縛による人体への影響や危険性を習得させる事を目的とした活動を主におこなっており、人間の体の質や骨、筋(すじ)に与える衝撃を少しでも緩和させる事を主に学びます。
    また、緊縛団体の主催者が認めた人物に対しては「縄師」としての称号も与えますので、たとえば武術での階級決めを一段、二段のように与えている事もあるそうです。
    柔道で言えば、一段、二段となれば黒帯(くろおび)となりますが、階級がない場合は白帯(しろおび)のように見た目ではっきりと階級がわかるようになっています、この方式と同等のものを導入している事から、緊縛団体は主にSMではなく武芸としての縛りを学ぶ事に重点を置いていると考えられます。

    どちらの活動も最終的には名前が売れて有名になれば、SMショーもしくは緊縛ショーというものをおこない、人前で縄技術を披露する側の人間として活躍するようになり、やがては弟子をとる師範代のような立場となっていくのです。
    そう考えればどちらも似たようなもので、最終的には剣道や柔道のように初心者から学び、技術を身に着けて技術で競い、称号を得て選手になる、引退後は初心者への指導をおこなう立場となる流れは同等の様でもあります。
    しかし、決定的なちがいがあるのはSMも緊縛も元々はアダルティなカテゴリから誕生し、それは現在進行形でもある事です。

    つまり、武芸としてSMや緊縛というカテゴリがあると考えれば柔道や剣道のように性別関係なく競技をおこなうのではなく、異性との関連性をもっとも重視した考えが根本的にありますので、どちらも武芸としての認識とは別格といえます。
    結果的には目標が異性に対して何かをおこなうこととされていますので、やはり武芸といえるものではないのでしょう。
    しかし、緊縛の団体でも捕縛術を専門に技術を習得させている団体は武芸として認められているのかもしれません。
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