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  • エゴを遂行する事がSMとされている

    M男性、M女性に特に多いのがエゴイストである事です、本来はSの人間が命令をしMが従うのがSMとされていますが、実際はMのエゴを満たすためにSが動かされている関係が大半のSM関係のようです。
    もちろん例外のSMカップルもいますが、少なくとも主従関係のあるSとMの主導権はなぜかMが持っているのです。
    Mとは基本受け身とされています、したがって自分からの行動や積極的な行為は慎む関係がSとMです。
    おそらくはSの人間がMの人間に惚れ込む事のほうが多いため、Mのエゴを成立させる行為をおこなう、いわばSMのお手伝い的な存在が実際のSの人間であり、サービスのSとも言われています、ちなみにMは満足のMだそうです。
    SMイベントなどで特にみかけるのが、S男性とM女性のカップルですが、見た目的にはご主人様(S男性)が主導権を握っているかのように思えます、表向きも内面的にもS男性は主導権を握っているという実感はあるのですが、実は勘ちがいだったというパターンが浮上してきたのです。

    なぜ勘ちがいなのかと言うと、考えてみたら相手の都合のよい存在になっていると気づいた時にはすでに相手の事を好きになっていた、関係を維持するためには相手の好むSMをしていくのがベストだと判断してしまうためです。
    結果、Mは服従しているはずが、なぜかMのエゴを満たすための役割をSがさせられているという関係になっているのです。
    では、本来のSMの繋がりと比較した場合、どのような差があるのでしょうか?検証してみましょう。

    まず、Sは絶対的な存在であり、MはSに従い、行動し、つねに受け身の体制を保っているのが本来のSとMです。
    少々無理な命令もMは拒否権なく遂行させられるため、Mの希望や理想は全く成就されず、全てはSの判断と命令によってSM関係が成り立っているのが通常のSとMの繋がりといえます。
    それに対して、Mのエゴを中心としたSMの繋がりは、している行動そのものは確かにSの命令により決定され、その命令によってMは拒否権なく動かされているのですが、これがSの理想としていない状況であるのです。
    簡潔に言えば、Sは確かに命令をし完全にMを服従させているのですが、やっている事はMの理想を中心としており、Sの理想は排除された形でのSM関係というのがエゴMが主導権を握った繋がりを維持しているということです。

    例としてはSが緊縛をして責めたい願望がある事に対して、Mは緊縛は嫌いだからそれを避けるように仕向けて最終的には緊縛をせずに責めだけを受けている行為のみとなっているということです。
    一般的にSは頭を使ってSM行為に及ぶとされていますが、実際に頭を使っているのはエゴを中心としたMであり、Sの行動や意思そのものは知らない間に消去されており、Mのエゴだけが残ったプレイをしているといえます。
    SMは誘導的な行為をひんぱんにおこないます、たとえばMに対し目隠しをするのは視界を奪う、身体を拘束(緊縛等)をするのは身体の自由を奪う、口枷をするのは言動の自由を奪う事で全体的な感覚を研ぎ澄ませる事ができます。
    聴覚、嗅覚、感覚のみでおこなうSMは人間の五感を混在させてしまい、痛みが快楽に変わったり、音に対して敏感になるために身体が知らない間にさまざまな癖を覚えてしまうのですが、これがいわゆるSM調教というものです。
    一般人から言わせれば見る事を聞き、聞く事を匂い、味わう事を感じ、感じる事を見て、見る事を味わうなど、どう考えてもおかしな理屈なのですが、この五感が崩れるズレが全てSMでの快感となるわけです。
    SM調教はこの五感を主に崩して癖をつけ、その快楽を得るためにはSの命令を聞く事を条件とするルールを身体に教え込みます、そうなるとSの存在がいかに偉大であるかをMに対して主張できるのです。

    それに反しているのがエゴMプレイとなります、Sの権威が表だってのみ存在し、内面的には完全にMに主導権を握られてしまっているため、Sが責めをおこなうことが自分にとっての快楽であると誤認識してしまう現象ともいえます。
    行為そのものが自分の意思でしているが、実際にはMの誘導であり、本当は興味ない事をさせられてしまっているという点から言えば、MがSを逆調教しているという言葉にもなります。
    これには主に2パターンの原因があります、1つはSの人間がMに対して恋愛感情を過剰に持ってしまう事です。
    もう1つのパターンはMが非常に頭が良く、Sの洗脳をしている場合となります。
    どちらにしてもMのエゴを成就すべく、行動しているのがSの立場となっており、それに気づかないS男性、S女性が多いという現状となっているのが今のSM関係であり、彼らのSMの在り方となってしまっているのでしょう。
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