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SM初心者Q&A はじめてのSMの知識

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SMをはじめる時に、動画や世の中のイメージに沿って「SMはこうなんだ!」と思ったら大間違いです、人それぞれの世界ではあっても意味すら理解してない場合もあります。

SMは本人の作った自由な世界

特にネットにあるSM動画などはその作品を作った監督さんの創作でしかありません。

つまり、人が作ったSMの世界は作った本人の世界であり、必ずしも共通性があるとは限らないということです。SM雑誌に影響された?SM動画を見て影響を受けた?それは魔法少女アニメをみた女の子が魔法のステッキをおもちゃ屋さんで購入して振りかざすのと同じです。

SMには人それぞれの世界観があって、それを映像に残す人もいればプレイで楽しむ人もいますので、自分がどのカテゴリに属するのかを考える必要はないのです。

ただし、SM行為そのものの理解はした方が良いと思いますので、こちらでは例として「茶色を2色で作るにはどうすればいいか?」をほとんどの人が「黒と赤を混ぜる」と勘違いしている部分を「緑と赤を混ぜれば茶色になる」という知識を得てほしく執筆します。

  • SとMの関係は信頼関係を築いてからでしょ?
  • 緊縛は縄で縛りあげることだよね?
  • 鞭を使うのは痛みを与えるためだよね?
  • SMは最後にセックスするんだよね?
  • SM道具はぜんぶ高いよね?
  • 羞恥プレイってはずかしめる事だよね?
  • 何度もいかせたら相手は自分に依存するよね?
  • 痛みを与えていればいつか快感に変わるよね?
  • 主従関係は相手の意思を無視してもいいよね?
  • SM初心者Q&Aのまとめ
  • SとMの関係は信頼関係を築いてからでしょ?

    SとMの関係に信頼関係はあってもなくても変わりません。お互いがSもしくはMと意識した時点で、SとMの関係は成立しますから男女でも同性でも信頼関係はなく、お互いが意識すればいいだけです。

    では、SMに信頼関係が必要と言われている理由はなんでしょうか?それは男性からの口説き文句です、その言葉に影響された女性が騙されているの程度であり、実際に目の前にフィーリングの合うSとMがいれば、SMプレイをしてしまうものです。

    知り合ってからの時間も関係ありませんし、何かの準備が必要なわけでもありません。SとMは惹かれあえば、その時点ですでに出来上がっているのです。

    タイミングが合い、フィーリングが合えばSとMの関係になる・・・つまり、男女の恋愛とさほど条件的には変わりませんから、深く考える必要はありません。

    緊縛は縄で縛りあげることだよね?

    緊縛は縄で縛りあげるのではなく、縄で固定する技術です。

    ネットや雑誌に載っている緊縛写真をみると縄が肌に食い込んでおり、これを初心者は「縄で縛りあげる」と錯覚しているのです。

    縄で固定とは?手錠を両腕に付けても痛くないし手錠が腕に食い込むわけでもありません。それと同様に縄も手錠を縄で作るようなもので、動けないように固定をすることを目的としており、圧迫感を与えるものではありません。

    手錠をしている人の手が紫色になって血が止まっているのを見た事がありますか?ないですよね?それと同じです、縄で縛ったからといって血を止める事を目的としていないのです、単純に動けないように固定をするが正解となります。

    では、たまに緊縛写真で縛られている足の血色が悪いのはなぜか?というと、縛られている本人が暴れたり動くから縄が勝手に食い込む結果として血色が悪くなります。

    しかし、そのままでは身体に悪い影響を与えます、そこで麻縄での緊縛はテンションの分散をおこなう事で、血の流れが止まるのを防ぐようにしています。

    これから緊縛を始める方は、縄をかけた部分には常に指2本がスッと入るように若干のゆるみも忘れずにしましょう。

    鞭を使うのは痛みを与えるためだよね?

    鞭の用途は痛みだけとは限りません、羞恥/躾/罰/忍耐などにも使います。

    その他には鞭の用途はさまざまな場面で使いますが、SMプレイの中で最もメジャーな使い方としては主に下記の4つになります。

    それぞれの説明を下記に示します。

    鞭を使って羞恥心を与える - 鞭を受けたら痛みがあります、この痛みは顔の表情や身体のひねりとなって表にでてしまいますから、表情を隠せない状態に持っていくために使います。

    鞭を使って躾をします - 鞭は悪い事をした時、もしくはいう事を聞かない時に使用すると馬の調教のように「正しい事としてはいけないこと」を身体に覚えさせるために使用します。

    鞭を使って罰を与えます - 「してはいけないこと」をしてしまったり、逆らった場合に使うのが改心のために使う罰を意味する鞭です。

    鞭を使って忍耐力を高めます - 鞭で打って、相手がどれだけ耐えられるかを試練として与えるのが忍耐で使用する鞭です、痛みに耐える事が主への忠誠であると考えるSMカップルが良く使う鞭はこのような意味を持っています。

    SMは最後にセックスするんだよね?

    SMとセックスは基本的に異なります。

    SMでセックスしてしまったらお互いの立場がなくなります、これは誰しもがいう経験談でもあります。なぜ立場がなくなるのでしょうか?

    SMは本来自慰の見せあいが精神的興奮を高め、SとMの関係を作り上げますから、セックスをしてしまうと精神的興奮→性的興奮に切り替わってしまうのです。

    したがって、SとMの関係ではなく男女の関係となってしまうため、上下関係がなくなります。

    もちろん、恋人同士でSMとセックスを分けて楽しむのは問題ありません。

    S男性とM女性の恋人同士であれば、普段はノーマルなセックスであり、たまに遊びでSMプレイを役を決めて演技をするなら、それはそれでありです。ただし、支配と服従のような関係にはなりません。

    先ほど「自慰の見せあい」と書きましたが、自慰を見せる側はM側であり、S側が自慰行為をM側に見せると、M側には嫉妬心が精神に現れます。

    そうなると、S側に対して「失望念」が起きてしまいます、これがSとMの関係の崩壊です。

    男女ではなく、SとMの関係をいつまでも維持したいと願うならセックスは厳禁です。

    SM道具はぜんぶ高いよね?

    100円均一である程度までは揃えられます、例えば布団たたきは一本鞭よりも痛みを与える事ができますし、サランラップで拘束すると痛みを全く与えることなく拘束感だけを相手に感じさせることもできます。

    また、100均には化粧品コーナーもあり、筆を購入してくすぐりプレイにも利用できます。

    その他、性器を責める道具もキッチン製品を利用して補うこともできます。

    見た目を気にしないならば、100均やスーパーで購入し、手作りのSMグッズを作り上げることも難しくはありません。

    たとえば、麻縄は非常に万能なSM道具の1つです、知らない方は麻縄1本を数千円で購入しているかもしれませんが、筆者は6mm×8メートルを標準として使っており、1本あたりの単価はわずか170円です。

    麻縄を編み上げて作れば首輪やリードも作れますし、拘束具にもなり、1本鞭の代用品としても使う事ができます、かなり万能なのです。

    麻縄で編み上げた首輪こちらの写真は麻縄で首輪と腕を拘束したものです、この首輪の部分に更に麻縄を1本追加して編み込む事でリードも作り上げることができますから便利です。

    首輪を作る際には縄で編み込む際に、指が4~5本入るくらいの余裕をもって作るようにしましょう、あまり絞めつけると窒息状態になる可能性があります。

    ペットボトルを使ったイルリガートルこれはペットボトルを利用したイルリガートル(高水圧浣腸器)です、対象よりも高い位置に設置して、水圧で浣腸(腸内洗浄)をおこなうときに使います。

    これはペットボトル=63円+ホームセンターでゴム管=200円ですから、300円以内で作れましたので、見た目を考えなければいくらでも安く作る事もできるのです。

    羞恥プレイってはずかしめる事だよね?

    羞恥プレイは、はずかしめるのではなく、相手の精神を追い詰めるプレイです。

    恥ずかしさを相手に与え、精神状態を崩すために羞恥プレイをおこないます。

    普段は理性を持っている人間でも、恥ずかしさが限界を超えると正常な判断ができなくなってしまいます、この状態を利用して命令を与えて相手を屈服させると、屈服に対する快感を得るようになります。

    屈服の快感を得たM側は脳内でドーパミンが大量に放出され、主(あるじ)に対して様々な忠誠を誓っていくごとに、忠誠心=快楽を精神に植え付けられていきます。

    わかりやすく言えば、丸裸にして別の洋服を着させて鏡に映った自分を見せるのです。

    そうすると、今までとは違う自分に気づきます、これが羞恥プレイの威力です。羞恥プレイは主に露出プレイとして使われている事が多くありますが、普通に迷惑条例違反という違法行為ですから、お勧めはしません。

    露出プレイを覚えてしまったM側はブレーキがかからない車のような状態におちいる事が多くありますので、更に上の刺激を求めるようになります。

    責任を持つならまだしも、責任を持つ気がないのなら違法行為は避けましょう。

    何度もいかせたら相手は自分に依存するよね?

    どんなに相手を何度もいかせたところであなたの株が上がる事はありません。回数よりも深さだと認識してください、特に男性はいかせたがり屋な面が多くありますが、女性が言わないだけで苦しいだけだと主張する事もあるのです。

    何事も適度が一番妥当であり、特に相手をいかせる行為は一時的に相手に依存する錯覚をするものの、独りで出来てしまえば相手が不要になってしまう場合もあります。

    男性が自分を「俺は凄い!」と思わせたい気持ちはよくわかりますが、男性も女性同様に何度も寸止めして、ためてためて最後に射精する方が何倍も快楽を得られるはずです。

    何度も軽くいかせるよりは、深さのある快楽を1回味わわせれば依存しやすくなります、SMの関係は広さよりも深さですから、こころの繋がりを相手に感じさせたいなら深さを追求してみましょう、我慢する顔を見せるM側は羞恥心でいっぱいになります。

    Mの表情をみて、どこまで深くいかせられるか?を追求できるのはパートナーであるあなただけなのですから、1つ1つの表情をよく覚えて相手の身体を研究する事をお勧めします。

    痛みを与えていればいつか快感に変わるよね?

    SMでの痛みとは身体の痛み、こころの痛み、痛みを与えている人の痛みです。

    痛みといっても行為の前後によっては痛みそのものの意味が異なります。

    Mに痛みを与えても痛いものは痛いのです、それが快感に変わるとすれば「痛み=別物」となった状態ですが、その多くは体感する快感ではなく精神的な快楽となります。

    「あぁ・・・私は痛みを受けている・・・」これはMが自分自身に向かって精神を向けている状態であり、痛みを与えているS側は観覧者(部外者)でしかありません、主役はMです。

    痛みを感じているMは「悲劇のヒロイン」の主役として自分に酔っている状態です。つまり、S側はどうあがいても痛みを感じている「悲劇のヒロイン」のわき役程度にしかならず、お手伝いをしているという立場でしかありません。

    中には痛みを与える事を快感だという人もいますが、それはその人のナルシズムです。両者ともナルシストになっている状態では?精神の繋がりは完全に断ち切られており、一緒にいるのに、プレイをしているのに別の舞台で役を演じているにすぎません。

    しかし、Mに痛みを与えている人のこころの痛みはMと同調する傾向があります。この場合は、ヒロインがMでヒーローがSといった所でしょうか?文字通り、ダブル主演の物語となるわけです、相手のこころの痛みや快感を共有できるなら素晴らしい主と言えます。

    主従関係は相手の意思を無視してもいいよね?

    主従関係はお互いの同意のもとに成立します、相手の意思を無視するのは人道に反します。

    「主に振り回されて、もう、うんざり!」そうなったら人間関係そのものがなくなります。

    主従関係はSとMである前に男女であれ、男女の前に人と人であれを教訓としましょう。

    例えば初めましてからはじまる男女の出会いでは、まず男は女の見た目をみます。次にスタイルや性格の判定をするのが一般的ですが女性は初めましての時点で人間をみます、この人は私にとって尊敬するに値するか?を判断します。

    尊敬に値すれば、そこで初めて性別の認識をします、相手が男性であれば男性と認識し、男性としてどうなのか?男としての魅力はどうなのか?を判断します。

    ここで女性側にオールクリア条件が発動すれば、SとMの関係は簡単におこなえます、その後に主従関係に持っていくのはさほど難しいものではありません。

    こちらの例をとってもわかるように、女性はまず、人としてどうなのか?が基準です。人として魅力がなければ主従もなにもなく、下手すれば友達にさえもなれません。但し、例外もあります。

    女性自身が自分に自信がない時あるいは女性自身が自分を認めていない精神状態である場合は、相手の男性を人としてよりも主従関係となった場合は?と考えることもあります。

    これにはコツがあって、タイミングがいい場合においての限定付きとなります。仮に主従関係からいきなりはじまったSとMだとしても、相手の意思を無視した発言や行動はトラブルのもとにしかなりません。

    やはり基本に戻って、まずは相手の事を思いやることから始めていきましょう。

    SM初心者Q&Aのまとめ

    いかがでしょうか?勘違いだらけのSMを改めて見直してみると、胸に突き刺さるトゲが発見できたと思います。

    ただやみくもに見よう見まねでやってもこころを通わせることはできません。特にネット中心の現在では、身勝手な自分の意見を相手に強制的に押し付ける人が後を絶たず、押し付けられた人からすれば「残念な人だ・・・」と思われがちです。

    「SMはこころとこころの会話」とまでは言いませんが、最低限のマナーとして狭い世界なのですから、相手の否定をすることだけは避けましょう。

    また、「MはSの言うことを理解すればいい」という考えは既に古い考え方です。自分をわかってほしいと思うなら相手をわかってあげる事を覚えておくとよいでしょう。
    [SM初心者に役立つ初めての知識]

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